●超希少●美品●mamiya ZD オンライン Back Wバッファーモデル●オマケ多数●シャッター回数200回●マミヤAFD/RZ67/RB67でデジタル撮影●

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商品情報

マミヤのデジタルバック 「ZD Back(ダブルバッファモデル)」です。
発売時の定価は120万円ほどと非常に高価だったため、出荷台数も少なく希少な商品です。
こちらは新品のものを予備として購入し保管していたもので、メイン機を修理に出している時に一度スタジオ内で使っただけなので状態は非常に良いです。
シャッター回数も200回ほどしか切っておりません。
センサー面に傷もなく新品同様で綺麗な状態です。
マミヤのAFD2以降のAFDシリーズとDFシリーズで使用できます。また、別売りの純正アダプターを介すればRZ67やRB67にも装着してデジタル撮影をすることができます。
出品前にAFD3に取り付けて一通り動作確認をしたところ、全く問題無く正常に動作しました。
撮影して得たRAWデータは、Capture one (当方はver.11と21)/ lightroom(当方は買切りLr6) / silkypix(当方はver10と11)で、調整・現像ができることは確認済みです。
付属CD-ROMの純正ソフトは当方のPCのOS環境では対応していないので確認しておりません。

ZD BackのセンサーはDalsa製48×36mmの有効2130万画素CCDを採用しています。このセンサーは非常に画質に定評がありLEAFやsinarのデジタルバック でも採用されている人気のイメージセンサーです。48×36mmのセンサーサイズは、レンズ倍率が約1.1倍で撮影できるので645オリジナルに近い焦点距離で撮影を楽しむことができます。また、ピクセルサイズ9×9μmと画素ピッチが大きいため、同じ画素数のフルサイズと比較しても画像はきめ細かく諧調が豊かで、肌の質感に富んだポートレイト撮影などにも向いていると思います。記録される5328 × 4000ピクセルの画像は350dpiで出力しても387x290mmあり、ほぼA3サイズのプリント用紙に無駄無くプリント出来るので、主にA3サイズ以下で作品制作されている方にオススメです。同じセンサーを使っているLEAFやSinarのデジタルバックは最低感度がiso25からですが、こちらのZD Backはiso50からなので、最低感度でも手持ちで撮りやすくフィールドに持ち出しやすいです。またLEAFと違ってバッテリーもデジタルバック のボディ内に収まり、あのうるさくいつ壊れるかもわからない冷却ファンも付いておらず、重量もLEAF(600g)に比べてZDは450gと軽量です。さらにsinarbackに関しては、firewire400という旧規格の端子が付いたmacとテザーケーブルで繋がなければ撮影することができませんのであまり実用的ではありません。これらのDalsa製センサーが付いたデジタルバック の中ではZDが一番使い勝手が良くて末長く使えそうな機種だと思います。
また、AFD3に装着した場合には、操作性・デザイン性共に一体感があるように設計されていて、AFD3にフィルムバックを装着したときと同様の一体感が得られ快適に使えます。他社製のデジタルバック を付けた時の様なデザイン的な異質感や接続不良問題はほとんどなくなります。

メディアの差し込み口はCFスロットとSDカードスロットがあります。
数あるデジタルバックの中でZD Backは珍しくSDカードスロットが付いていることとJpegでの撮影も可能なため、オマケで付属させていただくFlash Airなどのwifi内蔵SDカードを使えば無線でiPadやMacを用いて撮影したjpegデータその場で確認することができます。中判カメラは重く取り回しにくいため、無線で撮影データを確認できることにすごく重宝しました。テストはjpegで撮って無線でipadやmacにてテスト画像を確認し、RAWでCFカードに本番撮影を記録という感じで使っていました。もちろんRAWとJpegの同時記録もできます。
ZD Backは背面液晶が1.8型液晶モニターで小さいため、Flash airの使用がおすすめですが、構図の確認やヒストグラムは1.8型液晶モニターでも特に問題無く見れますので、フィルム撮影のようにその場で画像確認をあまり必要としないならそれでも十分だと思います。一応、画像確認用の拡大(zoom)ボタンは付いていますが拡大率はそこまで大きくなく背面液晶でのシビアなピント確認などは難しいです。

画質に関しては、このセンサー特有のフィルムっぽい画質ですごく「写真」って感じです。フィルム好きな人には特におすすめです。
また、大きい画素ピッチによるダイナミックレンジの広さか、白飛びも黒潰れも現像段階で破綻せずに拾えることが多いように感じます。
使いこなすには、ある程度RAW現像ソフトで追い込む作業が必要な機材です。これは、どの中判デジタルバック を使っても言えることで、フルサイズ一眼レフみたいにシャッター押しただけでバランス良い画像が出てくるわけではないです。ただ、フルサイズでは得られない柔軟なRAWデータと現像ソフトの組合せでかなりクオリティの高い画像を作ることができます。
とても気に入っていて手離したくはなかったのですが、機材が増えすぎてしまい防湿庫整理のために出品いたします。


出品物の明細
・mamiya ZD Back本体
・元箱
・取扱説明書および付属書類一式
・純正ソフトCD-ROM
・純正バッテリー充電器 4個(1個は使用済/3個は新品未使用)
・純正バッテリー 15個(2個は使用済/ 13個は新品未使用)
・flash Air 8GB
・CFカード 4GB(ZDで動作確認済)1枚

付属品は上記・画像掲載のもので全てになります。

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